タイ・チェンマイと中国のシーサンパンナの旅

 10日目  20031029() チエンマイの日本人達

朝10時頃、ツアー会社ランベルへ行くと客として鈴木夫妻が仙台から来ていた。お二人はミャンマーへ行く航空券を買い求めていた。横で聞くでもなく耳に入る話を聞いているとかなり旅を経済的に上げたい話をしておられたので興味を持ち、昼になったので隣の和食店ドンキーへお誘いする。そこで昼食を執りながら夫婦と話をする。鈴木さんの奥さんは元気な方でミャンマー行きもここより物価が安いし、暖かいところで仏教遺跡など観光したいと話しておられた。ご主人の方は奥さんの計画には全面的に賛成のようであった。期間も約1ヶ月滞在を考えておられるらしい。仙台の自宅は娘さんにお任せだとか。

聞くところによるとここチエンマイを基点としてタイの各地(プーケットなど)やマレー、またはインドネシヤのバリー島、インド、ネパールそれに隣のヴェトナム,カンボジヤへ

二次観光に行く人が多いようである。(私の場合中国雲南行きでした)

昼食を食べに入ったドンキーの店長は30歳くらいの山本君である。この店へ来るのは今日で2度目だが料理はかなりおいしくて安いのである。てんぷら定食やトンカツ定食等が120バーツ(¥360)である。なかなか食べ応えのある料理である。ここの店長の山本君も30歳代でここチエンマイにはまってしまった青年である。彼はこの国の労働ビザまで取得し腰を落ち着けてしまったようである。ここでまた昼の食事に来ていた服部さんを紹介される。彼はチエンマイ女性の奥さんと安宿のオーキッドの経営をしておられた。出身は神奈川県だそうで日本にはお母さんが一人居られるとのこと。80歳になる母親は年に1回来てくれるらしいが,やはり日本がいいと帰ってしまうと嘆いておられた。その服部氏の案内で彼の宿を見学に出かける。歩いて10分ぐらいの所にそれはあったが、11部屋250バーツ(¥750)は暑そうだし、浴槽タブがなかった。またクーラー付きの部屋だと500バーツ(¥1500)するようである。
少数民族の畑

それではちょっと高いような気がする。比較するのもおかしいが、あらためてスターホテルの700バーツは一応3星ホテルで朝食まで付いているのだからそんなに悪くないと思った次第である。

暑い道を10分も歩いてスターホテルに戻ると、冷房の効いたホテルのロビーは最高。そこで体を冷やしていると日本人らしき方が何かメモしておられたので話かけると、このホテルの4階の部屋に宿泊中の山本正積さんだった。彼は同じ関西の豊中市からこられた由。同郷のよしみで話が弾む。

彼がこのホテルをインターネットで予約したのだが900バーツ(¥2700)だそうである。私がランベルを通して700バーツであることを言うと是非紹介してほしいとのことで、それではと歩いてランベルに連れて行き紹介する。

彼はこれからプーケットへ飛ぶとかでその後又ここに戻ってくるつもりであるから今度は安く宿は出来ると喜んでいた。彼はチエックアウトする際上岡竜太郎著の『隠居のすすめ』なる本を置いていってくれたのでゆっくり部屋で読む。

      11日目  20031030()晴  深夜便で帰国

今日の深夜便で日本に帰国だから今日がタイ最後の日である。

このチエンマイの朝は何か曇っているようであるが太陽が出てくると青空が見えるようになるのである。

午前中帰国のため荷物の整理をする。12時前にホテルをチエックアウトする。ただし荷物は夕方引き取るまで預かりをお願いする。夕方までプレミヤをつけるから半日置いてもらうよう頼むが、80室すべて予約で満杯だそうである。このホテルはこれからがシーズンで満杯が続くようである。朝食の時間など見ていると世界のあらゆる国々から来ているようであった。ヨーロッパ各国から来ているらしい。わからない言葉がそれを物語っている。彼らには英語はぜんぜん通じない。

昼食を日本人のためのタイ料理と宣伝している店へ食べに出かける。さすがに宣伝しているだけになかなか美味しい。もう少し早くここへ来て居ればよかった。この店のいろいろなタイ料理が食べられただろうに残念だった。

ここには野原さんという日本人がタイの料理人と共同経営している店なのである。食後彼に2時間ほどチエンマイ事情を聞けた。

この店の横にかなり大きい4星クラスのチエンマイプラザホテルがあり、この宿泊費など日本でインターネット予約した際は額面の2,200バーツ「¥6600」だがチエンマイ空港のカウンターで予約すると1,400バーツ「¥4200」になりチエンマイの鉄道駅のカウンター予約では1,100バーツ「¥3300」になるそうである。予約する場所で宿泊費が50%も違う社会だそうである。サービスはまったく一緒なのに。

彼も4年前 日本での花粉症から逃れこのホテルに宿泊したのが最初の訪タイの時だそうである。そのとき今の料理人と知り合い、それが機縁でこの商売をすることになったそうである。今でも春先帰国すると花粉症に悩まされるがここに戻ると直ぐ治るとか。まったくいろいろな人生があるようである。

最後にランベルの山下氏からの紹介で午後3時からこの春から結成されたチエンマイロングステイCLLの主催者の鈴木さんにお会いできた。お話を聞くとこの会はチエンマイ在住の邦人の方々相互の親睦と日本とタイの友好を求めての会のようである。

既に70人くらいの日本人の会員登録を済ませている由。中にはタイ人の奥さんも多数居られるようだから一概に日本人の数はわからないがかなりの人達がここでロングステイしておられるようである。中には定年後こちらにやってきてタイ人の若い奥さんとの間に子供が出来幸福に暮らしておられる方が何人か居られるようである。

6時スターホテルで荷物を受け取りチエンマイ空港へ山下氏に見送られて到着。彼には最初から最後までお世話になった。

バンコクでシンガポール航空の最終便に乗り換えて関西空港に向かう。

最後に

11日間のチエンマイ市と中国シーサンパンナ「中心地は景洪市」の旅を終え、振り返ってみるとこれなりに良い旅だったような気がする。

@     言葉はタイ語はチンプンカン判らないし中国語も挨拶程度の言葉しかわからなかったが、それなりに意思や気持ちは通じるものであることを確認できた。

A     又今度のたびは一人旅でもあり、気の向くまま足の向くままの肩のこらない旅ではあった。が

B     何よりも安上がりの旅が出来たようである。航空代金¥75,000、ホテル代金¥25,000

2回の現地ツアー代金¥10,000、食費¥6,000,その他雑費¥14,000合計¥130,000

ほどであった。この中には土産代は入れていない。この金額で11日間2カ国を回ってきたのだから決して高いとはいえないだろう。

C タイと中国との国情の比較なども身をもって知ることが出来た。特に中国では為替の問題などの矛盾を痛感させられた。1元=15円はおかしいのである。少なくとも1元=80円ぐらいが適当であるように思われる。1元でバスに乗れるし、5元で昼飯が食べることが出来るのである。20元で10kmほどタクシーに乗れるのである。しかし元が上がれば日本の100円ショップやユニクロなどその他の面で多大な影響が起きるだろうし、其ればかりでなく日本経済全体に変革を迫ることになるだろう。かって1ドル360円の為替が崩れたとき以上の混乱が日本で起こるような気がする。その時期はかなり早く来そうである。そのとき私達老人の生活はどうなるのだろう。

D タイは日本の明治天皇の時代のようであるし、中国は大国の体裁と外観だけに神経を使っているような感じを受けたが、これはあくまでも個人的な独断と偏見の感想です。

以上つまらない私の紀行文にお付き合いいただきありがとうございました。会員の方で旅行の参考資料としてもっと情報を知りたい方は私宛にメールで問い合わせください。

        

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